見る What to see 穏やかな港から、花いっぱいのエレガントな街並みへ

ビクトリアの見どころは、インナー・ハーバーを中心に集まっています。水際の遊歩道を散策しながら、定番の州議事堂やRBC博物館など、州都ならではの風格ある施設の見学へ。キラキラと輝く水面から、気持ちのいいエネルギーが吸収できそうです。
また、時間に余裕があるのなら、街の喧噪から離れて、ちょっと郊外に足を延ばしてみるのもおすすめ。美しいマリン・ドライブやクラッシックな街並み、豪奢なお城など、賑やかなダウンタウンとはまた違ったおもしろさを発見できます。

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ダウンタウンの見逃せないスポットはココ!

インナーハーバー Inner Harbour

インナーハーバー Inner Harbour

ビクトリアの旅はまずここ、ハーバーからスタートを。穏やかな港沿いに遊歩道が延び、その周りに州議事堂などの見どころが並ぶ、まさにビクトリアの魅力が凝縮された場所です。遊歩道には、小さなギフトショップやアーティストのお店などが並び、とても華やか。港を行き交うかわいらしい渡し船、カラフルな花々のハンギングバスケットなども、この街を彩るアクセント。水際の美しい風景をたっぷり堪能しながら散策が楽しめます。また、夕暮れ時ともなると、オレンジ色の夕陽に照らされた議事堂やフェアモント・エンプレス・ホテルの姿が水面に映えて、なんともロマンチックな景観を見せてくれます。
このインナー・ハーバーを中心とするビクトリアのダウンタウンは、コンパクトにまとまっているので、ほとんどの見どころやレストラン、ショップへ歩いていけるという手軽さがうれしい点。観光案内所もハーバーのすぐそばにあります。

州議事堂 BC Legislative Buildings

州議事堂 British Columbia’s Parliament Building

州の石や木を使い、1898年に完成したこの議事堂は、州都ビクトリアのシンボル的存在。ロマネスク様式の外観は、まるでヨーロッパの宮殿のよう。また、内部のステンドグラスを多用した豪華な装飾や、ビクトリアの歴史を物語る中央部吹き抜けの天井画はおみごと。もちろん現在も州議会が開かれている現役議事堂です。
内部の見学は無料。個人で自由に見学もできるし、無料のガイドツアーを利用することもできます。ツアーは、夏は毎日、秋~春は平日のみ。15名以上は要予約となっています。タイミングがよければ、議会中の質疑応答なども中に入って見学ができます。また、イルミネーションが輝く夜のライトアップも必見。昼間とは違うファンタジックな姿を堪能してください。

ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館 Royal British Columbia Museum

ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館 Royal British Columbia Museum

ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の自然、文化、歴史を紹介するカナダでも貴重な博物館のひとつ。トーテムポールや仮面などが集められており、特にカナダ北西沿岸先住民に関しての展示が充実しています。先住民族の伝統的な暮しから、開拓時代へ、そして産業社会へと、様々な時代のBC州の姿を本物さながらに再現。臨場感にあふれた空間をたっぷりと見学できます。堅苦しくない展示で、子供から大人まで幅広い年齢層を楽しませてくれます。迫力満点のアイマックスシアターも必見です。特に雨の日におすすめ!

ビーコン・ヒル・パーク Beacon Hill Park

ビーコン・ヒル・パーク Beacon Hill Park

ダウンタウンの南、海を眺めるように広がる大きな公園で、朝の散歩などに気軽に行ける場所です。高さ39mものトーテムポール、色とりどりの花々や野鳥、羊や山羊たちと触れあえる子供農場(Beacon Hill Children’s Farm)などを眺めつつ、歩くのもいいですね。
ビーコン(beacon)とは航路標識のこと。その昔、航海する水夫たちに向け、この丘にマストを立てたことに由来します。また、カナダの西から東まで、横断する約7,800kmのトランス・カナダ・ハイウエイの始点「マイル・ゼロ(Mile Zero)」標識や、カナダの偉大なヒーローである義足のランナー、テリー・フォックス像がある場所としても知られています。

エミリー・カー・ハウス Emily Carr House

エミリー・カー・ハウス Emily Carr House

ビクトリア出身の画家エミリー・カー(1871-1945)が生まれた家。州の原生林や先住民の文化をモチーフとした作品で知られる、カナダを代表する女流画家です。インナー・ハーバーから徒歩10分程の閑静な住宅地にある生家は、1863年に建てられた優雅な邸宅。ダイニングやゲストルームなどが、イギリスからの移住者である両親とともに住んでいた時代のままに再現され、ビクトリア王朝時代の上流貴族のライフスタイルをかいま見ることができます。ギャラリーやギフトショップのほかに、エミリーの生涯を紹介したビデオも上映。ビーコン・ヒル・パークからも歩いていける距離です。開館は5~9月の火~土曜日。ちなみに彼女の作品をじっくり見たい方は、ビクトリア郊外にあるグレーター・ビクトリア美術館を訪れてみるのもおすすめです。

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ちょっと足を延ばして、多彩なビクトリアに出会いに

オーク・ベイ Oak Bay

オーク・ベイ Oak Bay

ダウンタウンの東にあるオーク・ベイは、チューダー調の建物などが並ぶ高級住宅街。中心地はオーク・ベイ・ビレッジと呼ばれ、小さいながらもタータンチェックなどスコットランドスタイルの洋服などを売るブティックや、アンティークショップなどが並び、雰囲気抜群。郊外には、「ホワイト・ヘザー」というアフタヌーン・ティーで人気のティールームもあります。コーヒー通が通う「ディスカバリー・コーヒー」も。また、ビレッジを抜けるとヨットが浮かぶ爽やかなマリーナへと続きます。ダウンタウンとはちょっと違ったローカルな雰囲気を味わいたいときに足を延ばしてみてはいかがでしょう?
ダウンタウンからは車で15分ほど。海の景色を楽しみながらシーニック・マリン・ドライブ沿いを。反対側にはきれいな庭園を持つ様々な邸宅が並んでいて見応え十分。ダグラス・ストリート(Douglas St.)からバス(#2)も出ています。
(Left Photo: Tourism Victoria / Nick Redding)

クレイダーロック城  Craigdarroch Castle

クレイグダーロック城  Craigdarroch Castle

19世紀末に州一番の富豪と言われた石炭王ロバート・ダンズミュアのお屋敷です。妻のために3年間がかりで建てたものの、本人は完成を待つことなく急逝。4階建ての建物には、39もの部屋があり、それぞれの部屋から当時の優雅な生活風景がしのばれます。
ダウンタウンから車やバス(#11)で約5分。クリスマスのライトアップもきれいです。

ビクトリア大学 University of Victoria(UVIC)

ビクトリア大学 University of Victoria(UVIC)

1963年設立のビクトリア大学(通称UVIC=ユービック)は、カナダでは中規模の大学ながら、海外からの留学生も多く受け入れていて国際色豊か。敷地は広大で、環境も抜群です。500種類以上のシャクナゲが咲き誇るフィナティー・ガーデンズ(Finnerty Gardens)は春が見頃。キャンパスのはずれの南西部にあります。
ダウンタウンからバス(#4、11、15)で20~30分。軽いハイキングを兼ねて、すぐ隣にあるトルミー山(Mt.Tolmie)に登ってみるのも一案です。ぐるっと360度見渡せるパノラマビューが楽しめます。

ハトレー・パーク・キャッスル&ミュージアム Hatley Park Castle & Museum

ハトレー・パーク・キャッスル&ミュージアム Hatley Park Castle & Museum

クレイダーロック城を建てた富豪の息子、ジェームズ・ダンズミュアが建てた大邸宅。1908年に完成したこの城は、現在はハトレー・パークと、ビクトリア大学の分校ロイヤル・ローズ大学の本部として利用されています。蔦の絡まる石造りの外観はクラシックな趣があり、ウェディングの記念撮影スポットとしても人気。また吹き抜けのエントランスは映画X-MENの撮影場所としても有名です。緑の芝生、庭には四季折々の花たちが咲き、海も一望できます。
ダウンタウンから車で約30分。バスなら約1時間(#14→Victoria General Hospitalで#39に乗り換え)。バス停を降りて2km、徒歩約20分。庭だけの見学は$9.50、館内見学は$18のガイドツアー(1日4回)で。
(Photo: Tourism Victoria)

フォート・ロッド・ヒル / フィスガード灯台 Fort Rodd Hill / Fisgard Lighthouse Historical Site

ハトレー・パーク・キャッスル&ミュージアム Hatley Park Castle & Museum

1890年代後期に建てられ、1956年までカナダの防衛戦略の一環として使用された砦。今も砲台や火薬庫、兵舎などがそのまま残されていて、国定史跡に指定されています。
砦の周辺の林の中にはトレイルがあり、海辺に出ればフィスガード灯台が静かにたたずんでいます。カナダ西海岸で一番古いこの灯台は今も現役で、赤い尖端と隣接する赤茶色の灯台守の家が、なんともフォトジェニック。
ダウンタウンから車で20分程。バスなら約50分(#50→Bay4 at Western Exchange)。バス停から2km、徒歩約20分。入場料は$3.90。ハトレー・パークからは車で約10分。
(Photo: Tourism Victoria / Brian Young)

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季節ならではのお楽しみ

[ モス・ストリート・マーケット Moss Street Market ]
オフィシャルサイト アクセスマップ
毎年、春から秋までの土曜日に開かれる青空マーケット(春:4月は10:00~12:00。5月以降は10:00~14:00。秋:天候によって9月か10月初旬まで)。
採れたてのオーガニック野菜や果物、手作りのパンやジャム、石鹸、陶芸品やアクセサリーなどが並び、地元の人々でにぎわいます。なかでも日本人が経営するオーガニック農園(Uminami Farm)の野菜は、午前中にほぼ売り切れてしまうほどの人気ぶり。メープルの木でできたまな板は、カナダならではのお土産としておすすめ。パンやチーズのお皿代わりとしても重宝しそうです。他にも、バンクーバー島で採れた栄養たっぷりの巣蜂蜜(honeycomb、1パック$6)なども。
ダウンタウンから徒歩20分程。バスなら約10分(#7でMoss St. and Fairfield Rd.で下車)。地元の人々の生活に触れるいいチャンスです。クレジットカードはほとんど使えないのでキャッシュをお忘れなく。

モス・ストリート・マーケット Moss Street Market

[ ビクトリアのクリスマス ]
12月に入るとイルミネーションがきらめき始め、街中がおとぎの国のような雰囲気に。中心となる州議事堂も普段のライトアップから、3,333個の電球によるカラフルなクリスマスバージョンに変身します。夜のインナー・ハーバーの水面に映るリフレクションは、とびきりの美しさ。隣のエンプレス・ホテルではイルミネーションに加え、館内も個性豊かなクリスマスツリーがぎっしり。フェスティバル・オブ・ツリーズ(Festival of Trees)と呼ばれるこのイベントでは、募金の一部がBCチルドレンズ・ホスピタルに寄付されます。ツリーにこめられた治療中の子供たちへの思いを読んだり、お気に入りのデコレーションを見つけたりするのもいいですね。このシーズンだからこそ味わえるメルヘンチックなビクトリア。冬ならではのお楽しみです。

ビクトリアのクリスマス

一般のおうちを巡る「ガーデンツアー」

ガーデニングが盛んなビクトリアでは、個人の庭の華やかさも有名。一般のお宅を訪れ、個性あふれる庭を見せてもらうガーデンツアーも行われています。ツアーでは、オーナーに庭を案内してもらい、ホームメイドのクッキーをいただきながらティータイムも。作り手の思いや草花の手入れの仕方などを直接聞けるなんて、ガーデニング好きにはとても貴重な経験です。ツアーは小さなグループで行われるアットホームなスタイルで、日本人のガイドが車で案内してくれます。予約要。
◆詳しくはノーマン・ツアーズまで http://www.normantours.com/

一般のおうちを巡る「ガーデンツアー」

観光局スタッフNatsukoのおすすめポイント

Natsuko

ビクトリアの街は、どこを切り取っても絵葉書になりそうな街並み。コンパクトで旅行者にも歩きやすいサイズなので、カメラ片手に自分だけの素敵な風景を探しに行きましょう!
例えば、“これぞビクトリア”な雰囲気を撮影するなら、夕方、空がピンク色になった頃、海側からエンプレス・ホテルが入るように撮ると、水面に映る空の色とホテルの壁を覆う蔦の緑色とのコントラストがムード満点!また忘れてならないハンギングバスケットのお花は、6月第1週目に一斉にかけられ、夏中楽しめます。こちらもアングルに入れてシャッターを押してみてください。

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